ロシアのGAZ M20セダン ポストカード

多くの国にクラシックカー愛好家がいます。ここでは少し違ったものをご紹介。ソ連のGAZ M20「ポベダ」の画像です。画像の下には、フードの「M20」エンブレム、ロシア語のキリル文字で「ГАЗ」（GAZ）と、スタイリッシュなキリル文字で「Победа」（ポベダ）と刻まれたサイドエンブレムがあります。M20は1946年から1958年までソ連で製造されました。GAZ（ГАЗは、ゴーリキ自動車工場Gorkovsky Avtomobilny Zavodのロシア語頭字語です）のポベダ（Победа）は、ロシア語で勝利を意味します。車は1943年にテストされ、第二次世界大戦での連合軍の勝利が予想された年に、初めてテストされました。ポベダは、ポーランドでライセンス生産され、北朝鮮で数台が組み立てられました。ポベダは、戦後初のソ連製自動車であり、初めて方向指示器、2つの電動ワイパー、電気ヒーター、内蔵AMラジオを搭載したソ連の車両でした。この車は、戦後のソ連生活の象徴として、今日では人気の高いコレクターズアイテムとなりました。合計235,997台のポベダが生産されました。近年、多くのM20が大胆にカスタマイズされています。 道路を走る「マッスルカー」バージョンのものさえ存在するのです。