イグナティウス・ロヨラ（ＢＫ ０５０） ネクタイ

スペインのバスク地方の貴族で兵士だった後、神父となり神学者となった聖イグナティウス・ロヨラ（1491-1556年）は、イエズ会（イエズス会士）の創設者であり、初代会長である。このラウンドルでは、聖イグナティウスはイエズ会のスタイルの衣服を着ている。シンプルな黒のカソックを腰でくくったもの（おそらくボタンで留めていない）、そして襟付きの黒のケープを着用している。胸には、イエズ会の公式のエンブレムであるキリスト教のシンボルを身に着けている。これは、「IHS」のモノグラムで、Hの上に十字が掲げられ、三本の釘を囲んで太陽がデザインされている。「IHS」（あるいはイオタ・エータ・シグマ）は、ギリシャ語のイエスの名前の最初の三文字を表しており、三本の釘は受難を、太陽は神の子を表している。ローマ教皇への特別な服従の誓いによって縛られ、イエズ会は教皇の指令の下、宣教活動と正統性への教育を引き受け、特に反宗教改革において重要な役割を果たした。イエズ会の創設者によって作られたラテン語のモットーは "Ad maiorem Dei gloriam （省略してAMDG）" であり、「神のより大きな栄光のために」という意味である。 + 祭日：7月31日+ 画像クレジット（BK 050）：聖イグナティウス・デ・ロヨラ、S.J.の古いイメージ。ドイツ、メンヘングラートバッハのB.キューレンによってクロモリソグラフィーで最初に出版された、番号のないイエズ会シリーズ、19世紀後半。デザイナーの私的な宗教的エフェメラコレクションより。