カミッルスが病人を慰める (M 021) 白紙 カード

カミッルス・デ・レリス聖人の生涯　 カミッルス・デ・レリス（1550-1614）は、若い頃、兵士として戦い、足にひどい傷を負い、なかなか治らなかった。医者からは、治療の望みがないとされた彼は、ローマに移り、ローマの「不治の病人のための聖ヤコブ病院」に入院した。体は丈夫で、落ち着きがなかったが、病院で患者の看護を手伝い始めた。患者に対する彼の態度、彼の看護の質、彼自身の個人としての信仰が、病院の管理者の感銘を呼び、病院の最高責任者に任命された。最初は反対にあったが、1586年、カミッルスはついに「キリストの良い死の会（または病者の世話をする聖職者の会）」を設立した。今日カミリアンと呼ばれているこの会は、病院、戦場（最初の軍事野戦救急隊の記録）、そして個人宅（ホスピス・ケアの先駆け）などで、病者、死にゆく人々に仕えた。 すなわち、彼らは、病者を、どこででも見つけたところで、看護した。 彼らは、宣教者としての三つの誓い、貧しさ、純潔、服従に加えて、第四の誓いを立てる。 「彼らは、疫病に冒された人々も含めて、病気の貧しい人々に、彼らの肉体的、精神的必要に応じて、たとえ自分の命の危険にさらされても、仕えることを誓う。」 + ここで、カミッルス聖人は、病院の病棟で患者を慰めているところが描かれている。 + カミッルス聖人は、看護師、病院、病者の守護聖人である。 + 祭日：7月18日（アメリカ合衆国）; 7月14日（それ以外）