七人の大天使（M 034; エングレービング） プランナー手帳

この1600年頃のヒエロニムス・ウィエックス（ジェローム・ウィエックス）による天国の彫刻では、焦点は大天使たちに当てられている。画像の上部には、福音伝道者の象徴とともに聖三位一体（中央）が描かれ、聖ペトロと聖パウロと共に聖母マリア（左）、そして聖ヨハネ洗礼者、最初の殉教者ステファノ、ローマのラウレンティウス（右）が描かれている。これらの人物の大きさは、神学的重要性を示すものではない。それどころか、彼らの小さなサイズは、遠近法の構成機能であり、絵面における人物グループ間の大きな距離を示し、作品の焦点である大天使たちを強調している。