『祖国のため』インディアナ州戦争記念油彩画 ポストカード

インディアナ州戦没者記念館の南側、ピンクの花崗岩の土台の上に誇りを持って立つ『祖国のため』(Pro Patria) 像は、米国旗に包まれた若い男が天に向かって手を伸ばす姿をとっている。1929年、彫刻家ヘンリー・ヘリングは「私はこの記念像に、兵士の物質的な概念ではなく精神を体現しようとした。つまり、人物像に、人類のすべて、つまり、願望、勇気、犠牲と、祖国のために戦う者の記憶を永続させるという表現を与えたかった。私は平和も含めた。なぜなら、歓喜のうちに上げられた左手は、オリーブの枝を奪うこともできるからだ」と述べている。像の高さは24フィート、重さは約7トンで、当時アメリカで製作された最大のブロンズ像であった。