聖アロイシウス・ゴンザガ & ペストの犠牲者 （M 006） マグネット

聖アロイシウス・ゴンザガ（1568-1591）は、ローマでペストの患者を看護中に若くして亡くなったイタリアのイエズス会士である。彼自身は、精神的指導者である聖ロベルト・ベラミンに、病院での仕事の光景や臭いが嫌悪感を催すと告白していたが（彼自身は上流階級のルネサンス時代の生活の恩恵を受けて貴族として育てられた）、それでも、流行に見舞われた貧しい人々を看護するボランティアを引き受けた。 この絵では、聖アロイシウスは、スプリースとカッソックを着て、地面に敷かれたパレットに横たわるペストに冒された患者を慰めている。 彼の思いやりある介護の評判から、聖アロイシウス・ゴンザガは、エイズ患者とその介護者の守護聖人と見なされている。 祭日：6月21日 画像クレジット（M 006）：『S. Luigi Gonzaga che assiste gli appestati』（聖アロイシウス・ゴンザガが感染者（特にペストの患者）に援助する）19世紀後半のクロモリソグラフ、発行者不明、デザイナーの私蔵の宗教的エフェメラコレクションより。