聖マグダレネのミュロブトス（聖油担い手）として（詳細；ORX 01） ラウンドシール

東方正教会では、聖マグダラのマリアは、聖 Martha と Lazarus の姉妹であるベタニアのマリアや、ルカ 7:36–50 でイエスに香油を注ぐ「罪深い女」とは、決して混同されることはなかった。したがって、彼女は、改心した売春婦として卑しめられることはなかった。その代わりに、彼女は、処女として、「使徒等価者 (ἰσαπόστολος) 」として、「ミルロフォロス（Myrrhbearer）」として、すなわち、十字架刑後のイエスの遺体を埋葬の準備をした女性の一人として、称えられた。彼女が描かれているのは、この後者の姿である。ここで、聖マグダラのマリアは、えんじ緑色の衣服と、赤みを帯びたピンクのマントを謙虚にまとっている。彼女の髪は、オレンジ色を帯びた黄金色のヴェールで完全に覆われている。彼女は、ヘブライの儀礼や埋葬に用いられる、希少で高価な物質である没薬の小瓶を持っている。彼女の後光を帯びた姿は、無地の金色の背景の前に、孤立して描かれている。聖マグダラのマリアの守護対象には、薬剤師や香水業者が含まれる。 記念日：7月22日。